日暮かごめ|犬夜叉
豆知識日暮かごめの物語と生い立ち物語も性格も、キャラクターの魅力を詳しく紹介。人物紹介を読む人物紹介を閉じる
日暮かごめ日暮かごめ
もう一人の主人公。現代の東京に暮らす中学生で、霊力を持ち、時代を越えて旅する少女
日暮かごめは、高橋留美子の漫画『犬夜叉』で犬夜叉と並ぶ主人公を務める、現代の東京に暮らす中学生。15歳の誕生日、妖怪に骨喰いの井戸へ引きずり込まれ、戦国時代の日本へと飛ばされる。そこで半妖の犬夜叉の封印を解き、自分の体内に四魂の玉が宿っていたことを知るが、放った破魔の矢によって玉を砕き、各地に散らしてしまう。
欠片を探す旅では霊力だけでなく犬夜叉に対する忍耐も試され、500年前にできた仲間たちを大切にしながら、家族や学校との両立にも奮闘する。
日暮かごめの物語と生い立ち
現代の東京、神社で暮らす少女
井戸がすべてを変える前、かごめは東京の日暮神社で母、祖父、弟の草太と暮らしていた。古い井戸や御神木は見慣れた家の風景であり、そこに妖怪が現れるとは思ってもいなかった。物語の始まりに15歳となり、当たり前だった通学の日々は、突然の過去への旅によって一変する。
物語の開始時、かごめは中学3年生で、高校受験を控えている。戦国時代へ行けるようになっても、欠席や授業の遅れは現実の問題として残る。この二重生活は滑稽であると同時に過酷だ。一方の時代では試験勉強をし、もう一方では仲間を妖怪から守らなければならない。
井戸と巫女、そして四魂の玉
百足の妖怪に骨喰いの井戸へ引きずり込まれたかごめは、現代からおよそ500年前の戦国時代へたどり着く。御神木に矢で縫い留められた犬の耳を持つ少年を見つけ、50年前に彼を封印した巫女・桔梗の妹である老巫女、楓に出会う。百足の妖怪が狙う四魂の玉は思いがけずかごめ自身の体から現れ、楓はかごめが桔梗の生まれ変わりだと認識するようになる。
かごめは百足の妖怪と戦わせるため、犬夜叉を封じていた矢を抜く。しかし犬夜叉が今度は玉を奪おうとしたため、楓は彼の首に言霊の念珠をかけた。驚いたかごめが口にした「おすわり!」という言葉で念珠が発動し、犬夜叉は地面にたたきつけられる。その後、烏の妖怪に玉を奪われ、かごめは破魔の矢でその鳥を倒すが、矢は玉まで砕いてしまい、欠片は各地へ飛び散る。
欠かせない旅の仲間へ
欠片を集めるため、かごめは犬夜叉とともに村や山野を巡り、やがて子狐妖怪の七宝、法師の弥勒、妖怪退治屋の珊瑚、二本の尾を持つ雲母が仲間に加わる。戦う理由はそれぞれ異なるが、一行は単に能力を持ち寄っただけの集団ではなくなっていく。かごめは、急いで敵を追っていれば見過ごしてしまいそうな、怯える村人や傷ついた人にもよく目を向ける。
かごめは四魂の玉の欠片の気配を感じ取り、矢に浄化の力を込められる。その力は経験豊富な戦士たちと並んでも欠かせないものだが、狙いの正確さ、体力、判断力はなお重要だ。矢を放つべきか、そばの人を守るべきか、自分だけでは倒せない敵を仲間に任せるべきか、何度も選択を迫られる。
二つの世界と変わりゆく絆
物語の多くの期間、骨喰いの井戸によって、かごめは現代の母や弟、友人、学校のもとへ戻り、再び戦国時代へ渡ることができる。東京から物資を持ち込むこともあるが、家に帰ったからといって仲間の危険が消えるわけではない。二つの世界のどちらも、もう一方を待ってはくれない。迫る試験も玉の欠片探しも、それぞれ彼女の時間を必要とする。
かごめと犬夜叉は、口げんかや救出劇、嫉妬、そして長い旅路を重ねるうちに距離を縮めていく。犬夜叉と桔梗の過去はその関係を複雑にする。かごめは桔梗に似ており、霊的にもつながっているからだ。比べられることに苦しむ時もあるが、かごめは言葉だけでなく行動によって、自分を一人の別の人間として見てほしいという思いを貫く。
奈落との戦い
四魂の玉を追い求める奈落が大きな争いを引き起こす中、かごめは単に欠片を探せる同行者ではなく、奈落から直接狙われる存在となる。彼の策略によって傷ついた人々を見失わないよう仲間を支え、彼女の霊力は最後の対決において重要な意味を持つ。
旅の終盤、かごめは巫女としての力を引き出せるか、そして四魂の玉に誰かの未来を決めさせないという決意を貫けるかを試される。その戦いの結末と、二つの世界がどうなるのかについてはネタバレ欄で扱う。
性格:優しく、気が強く、自分の意志を持つ
かごめは困っている人に惜しみなく手を差し伸べるが、ただ見守るだけの少女ではない。犬夜叉の短気が他人を危険にさらすときには真っ向から言い返し、彼に負けないほど怒ることもある。怯える子どもや無力な人を助けようとする気持ちがあるからこそ、仲間たちはどんな出来事も単なる戦闘として片づけられない。
試験を欠席することへの苛立ちや、犬夜叉の振る舞いを恥ずかしく思う気持ちも、戦いで見せる覚悟と同じくかごめの一部だ。過去の人々に頼られるようになっても、現代では娘であり、生徒であり、友人であり続けたいと思っている。嫉妬したり衝動的になったりすることもあり、その後で自分がどう振る舞うべきかを考えなければならない。
かごめの思いやりは、何でも無条件に受け入れるものではない。厳しい態度の裏にある痛みを理解できても、その言動をすべて許すわけではない。周囲の人に正直でいてほしいと願い、慰めるだけでなく必要なら向き合って話す。
外見と印象的なデザイン
かごめは長い黒髪と前髪を持つ少女として描かれ、テレビアニメでは茶色の瞳をしている。おなじみの制服は、緑の襟と縁取りがある白いセーラー服の上着、赤いスカーフ、緑のプリーツスカート、白い靴下、茶色の靴で構成される。
戦国時代でも現代の制服を着て弓と矢筒を持つことが多い。その姿は、犬夜叉の赤い衣や仲間たちの時代に合った服装の隣でひときわ目立つ。現代の私服姿で描かれる場面もあり、物語の後半には巫女装束を身に着ける姿も登場する。
基本情報
- 本名
- 日暮かごめ
- 日本語表記
- 日暮かごめ
- 作品
- 犬夜叉(Inuyasha)
- 原作者
- 高橋留美子
- 物語開始時の年齢
- 15歳
- 住まい
- 現代の東京にある日暮神社
- 物語開始時の学年
- 中学3年生
- 主な舞台
- 現代の東京と日本の戦国時代
- 仲間
- 犬夜叉、七宝、弥勒、珊瑚、雲母
- 主な装備
- 弓と破魔の矢
- 中心となる目的
- 飛び散った四魂の玉の欠片を集めること
- 霊的なつながり
- 巫女・桔梗の生まれ変わり
- 主な敵
- 奈落
- おなじみの言葉
- 「おすわり!」で、楓が犬夜叉の首にかけた言霊の念珠が発動する
能力
四魂の玉の欠片を感知する力
四魂の玉の欠片の存在や霊的な気配を感じ取り、仲間が欠片を探す助けとなる。
制約: 気配を感じてもあらゆる危険が分かるわけではなく、不意打ちも防げない。
破魔の矢
矢に霊力を込め、妖怪や邪気に汚染された相手を傷つけたり浄化したりできる。
制約: 弓と矢、狙いを定める機会が必要。物語の後半には霊力への干渉によって無防備になることもある。
霊力
桔梗とのつながりに伴い、霊的なものを感知し浄化する素質を持つ。経験を重ねることでその力を育てていく。
制約: そのつながりによって桔梗の記憶や修行の経験、同一の人格を受け継ぐわけではない。
骨喰いの井戸を通じた時代の行き来
物語の長い期間、二つの時代をつなぐ井戸によって現代と戦国時代を行き来する。
制約: 移動は二つの時代の超自然的なつながりに依存する。好きな時代や日付へ自由に行けるわけではない。
機転と連携
現代日本で身につけた観察力や日常の知識を生かし、危険な旅の途中で工夫して問題を解決し、仲間に注意を促し、人々を守る。
制約: 妖怪のような頑丈な体を持たず、仲間それぞれの専門的な戦闘技術を代わりに担うことはできない。
人間関係
犬夜叉
旅の相棒で、やがて恋心を抱く相手
桔梗の封印から解き放った半妖。言い争いも多い二人だが、幾度も互いを守ろうとするうちに情愛が育っていく。
桔梗
前世に当たる存在で、感情的にも複雑な関係の相手
かごめがその生まれ変わりとされる巫女。霊的な出自を共有していても、考え方や経験まで同じ人物というわけではない。
楓
戦国時代で導いてくれる年長者で、霊的な師
桔梗の妹。かごめと姉の霊的なつながりに気づき、四魂の玉について説明し、のちには巫女としての力の使い方も教える。
日暮草太
弟
現代で暮らす家族の一人。時代を越えて旅をするかごめを、故郷の日常につなぎ留めている。
かごめの母と祖父
家族
母の思いやりと、神社の伝統を大切にする祖父の存在が、かごめの日常を支えている。
七宝
仲間で年下の友人
子狐の妖怪で、一行の仲間となる。かごめは彼を温かく見守り、守ろうとすることが多い。
弥勒
仲間で友人
旅の法師。その霊的な知識と奈落との戦いが、かごめたちの旅を支える。
珊瑚
親しい友人で仲間
妖怪退治屋としての過去を持ち、喪失や務め、信頼について、かごめに別の視点を与える。
雲母
旅の仲間
珊瑚に忠実な猫又の仲間で、一行が頼りにする存在。
鋼牙
かごめに好意を寄せる狼妖怪で、時には協力者
狼妖怪を率い、かごめへの好意を率直に示す。その言動は、もともとぎこちない犬夜叉との関係にさらに波風を立てる。
北条
現代の学校の知人で、かごめに好意を寄せる男子
かごめが病気だと思い込んで心配する、気遣いのできる同級生。彼の好意は、犬夜叉に対するかごめの複雑になっていく思いと対照的だ。
奈落
敵
四魂の玉を求める狡猾な妖怪で、かごめと彼女が守ろうとする人々を脅かす。
豆知識
日本語の名前は「日暮かごめ」と表記し、姓は漢字、名はひらがなで書く。
この表記の違いを保つことで、公式の日本語名とローマ字表記の揺れを区別しやすくなる。
犬夜叉の首に言霊の念珠をかけたのは楓で、それを発動させる「おすわり!」という言葉を選んだのはかごめだ。
このお決まりのやり取りは、犬夜叉が玉を奪おうとしたのを止めるために始まったのであり、かごめが独自に発明した術ではない。
かごめが長く学校を休む理由として、祖父は珍妙な病名をでっち上げる。
その口実のおかげで現代の学校生活とのつながりを保てる一方、実際にはかかっていない病気を友人たちに心配されることになる。
日本のテレビアニメ版では、当時「雪乃五月」名義だった雪野五月がかごめの声を担当した。
漫画とアニメを混同せずに、アニメ版のかごめの声を演じた人物を特定できる。
井戸を通じたかごめの冒険は、家の神社でのごく普通の朝に始まる。
第1話は、家庭でのささいな出来事を、500年の時を越える冒険の始まりへと変える。
よくある質問
日暮かごめとは誰?
『犬夜叉』の中心的なヒロインで、現代日本の中学生。ふしぎな井戸によって戦国時代へ飛ばされ、犬夜叉とともに四魂の玉の欠片を探す。
物語の始まりで、かごめは何歳?
誕生日に旅が始まった時、15歳になったばかりだ。
かごめはどうやって過去へ行くの?
日暮神社にある骨喰いの井戸が、超自然的な条件のもとで現代と戦国時代をつないでいる。
かごめと桔梗にはなぜつながりがあるの?
かごめは巫女・桔梗の生まれ変わりとされ、関連する霊力を持つが、桔梗とは別の一人の人間だ。
かごめにはどんな力がある?
四魂の玉の欠片を感じ取る力と、矢に浄化の霊力を込める力が特によく知られている。
四魂の玉はなぜ砕けたの?
玉を運んでいた烏の妖怪にかごめの矢が命中し、玉まで砕けて欠片が各地へ飛び散ったためだ。
かごめは巫女なの?
物語の最初から巫女に似た霊力を持つが、登場時点では正式な修行を積んだ熟練の巫女ではなく、現代の中学生だ。
かごめが犬夜叉を「おすわり」させられるのはなぜ?
楓が犬夜叉の首にかけた言霊の念珠が、かごめの「おすわり!」という言葉で発動し、彼を地面に引き倒すからだ。
かごめは犬夜叉が好きなの?
そう。最初は仕方なく協力していた二人だが、けんかを繰り返しながらも本物の信頼と恋愛感情を育んでいく。
日暮かごめを生み出したのは誰?
漫画『犬夜叉』の作者、高橋留美子が生み出した。
『犬夜叉』のアニメと漫画は同じ内容?
アニメは高橋留美子の漫画を原作としているが、演出や物語の進み方に違いがある。ここでは原作漫画を中心に扱い、アニメの情報はその出典が分かるようにしている。
以下には、四魂の玉の結末やかごめのその後の人生を含む、漫画『犬夜叉』終盤の重大なネタバレがあります。
かごめと桔梗、最後の戦い
蘇った桔梗が犬夜叉との未完の因縁に向き合い続けるにつれ、かごめと桔梗のつながりはますます苦しいものになる。同じ霊的な起源を持っていても、二人の違いが消えるわけではない。かごめにはかごめ自身の人生、人間関係、そして桔梗の帰還だけでは説明できない感情がある。犬夜叉が二人それぞれに思いを寄せることも、確かな葛藤の原因となる。
最後の戦いでは、四魂の玉の邪悪な側面である曲霊がかごめの巫女としての力を脅かす。奈落が一行を翻弄する中、かごめは奈落の最後の策略によって暗闇の世界・冥道へ引き込まれる。犬夜叉は彼女を玉の誘惑の中に一人で残さず、後を追う。
正しい願いと四魂の玉の消滅
四魂の玉は、争いの連鎖を存続させてしまう願いへとかごめを誘惑する。しかし彼女は自分に都合のいい結末を求めて玉と取引することを拒み、四魂の玉が永遠に消えるという正しい願いを選ぶ。玉は消滅し、長い旅が終わる。
玉の最後の脅威を終わらせたのは、より強い武器でも破壊力の大きな攻撃でもなく、かごめ自身の選択だった。かごめも犬夜叉も生き延びるが、二つの時代を結ぶ道は途絶え、かごめは現代に取り残される。
三年間の別離と、自分で選んだ未来
その後の三年間、骨喰いの井戸はかごめと犬夜叉をつなぐ道を開かない。かごめは現代で高校を卒業する。やがて再び通れるようになったとき、彼女は現代日本を離れ、犬夜叉のいる戦国時代へ戻ることを選ぶ。
かごめは犬夜叉と再会し、妻となる。原作漫画のエピローグでは村で暮らし始め、楓のもとで巫女の仕事に取り組む。この結末は『犬夜叉』原作の物語に属するものであり、後年の続編『半妖の夜叉姫』のために新たに作られた展開は、この紹介には持ち込んでいない。
もう一つの漫画の後日談「あれから」
高橋留美子は2013年、原作最終話から半年後を描く短編漫画「あれから」を発表し、『犬夜叉』の世界に再び戻った。かごめは戦国時代で暮らし、巫女装束を身に着け、残ることを選んだ犬夜叉や仲間たちと今も一緒にいる。
「根の首」と呼ばれる妖怪が現れ、かつて自分を封印した桔梗とかごめを取り違える。かごめは同一視を否定して破魔の矢を放ち、犬夜叉も鉄砕牙で攻撃する。二人の連携といつもの軽口からは、四魂の玉が消えた後に選んだ生活の中でも、かごめがかごめらしくあり続けていることが分かる。
物語の補足情報
原作漫画の最終話は第558話で、題名は「明日」。
最終話の題名は、四魂の玉をめぐる争いが終わった後、登場人物たちが築いていく人生を示唆している。
『半妖の夜叉姫』の公式人物紹介には、かごめが高校卒業後に戦国時代へ戻り、犬夜叉と夫婦になったことが明記されている。
続編でのみ描かれる出来事を原作漫画の正史として扱わずに、原作の結末を裏づけられる。
高橋留美子は、2011年の東日本大震災からの復興支援を目的とした2013年の漫画チャリティー企画のために「あれから」を執筆した。
原作者自身による追加の後日談として、別作品の『半妖の夜叉姫』に依存せず、第558話以降のかごめの物語を補っている。
ネタバレを含む質問
最後にかごめは何を願うの?
四魂の玉が永遠に消えることを願い、争いを繰り返させてきた玉の力を終わらせる。
かごめは戦国時代へ戻るの?
戻る。三年間閉ざされていた井戸が再び開き、かごめは犬夜叉のもとへ戻ることを選ぶ。
かごめと犬夜叉は結婚するの?
する。原作漫画のエピローグで、かごめが戦国時代へ戻り、犬夜叉の妻になることが描かれる。
旅の後、かごめは巫女になるの?
戦国時代へ戻った後、かごめは楓のもとで巫女の仕事を学ぶ。原作漫画のエピローグでは村での新しい暮らしが描かれている。
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日暮かごめの画像ギャラリー
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