シャルティア・ブラッドフォールン|『オーバーロード』キャラクター紹介
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シャルティア・ブラッドフォールンシャルティア・ブラッドフォールン
真祖の吸血鬼であり、ナザリック地下大墳墓の第1~第3階層を守る階層守護者
シャルティア・ブラッドフォールンは、丸山くがねの『オーバーロード』に登場する真祖の吸血鬼で、ナザリック地下大墳墓の階層守護者である。ギルドメンバーのペロロンチーノによって創造され、第1~第3階層の防衛を任されている。小柄で貴族の令嬢を思わせる姿に反し、階層守護者の中でも一対一の戦闘では最強と評される。
敵には容赦がなく、アインズ・ウール・ゴウンに公然と恋慕を抱き、ほかの守護者、とりわけアウラとはすぐ口論になる。優雅な物腰の奥には、崇拝する主人に実力を示そうとする戦士の顔がある。
経歴
ナザリックを守るために生まれた守護者
シャルティアは、ゲーム「ユグドラシル」で、ナザリックの住人が至高の御方々として敬うギルドメンバーの一人、ペロロンチーノによってNPCとして創造された。彼女に与えられた任務は、地下大墳墓の第1・第2・第3階層の防衛だった。それらの階層は墓室を思わせ、多数のアンデッドが配置されており、吸血鬼の守護者にふさわしい環境である。ナザリックが別世界へ移った後も、彼女はギルドの長モモンガに仕え続ける。モモンガはやがてアインズ・ウール・ゴウンと名乗る。
アインズの統治下で
新世界でシャルティアはアインズの命令を神聖視し、ほかの至高の御方々にも深い敬意を払う。戦いを好み、格下と見なす相手には慈悲を示さない。しかし、いつも厳粛なわけではない。アインズへの愛情を隠さず、彼の関心をめぐってアルベドと張り合い、アウラとは辛辣な言葉を交わす。彼女の初期の役割を形作るのは、揺るぎない忠誠と暴力への欲求の両方だ。
誇り高く危険な守り手
シャルティアは、階層守護者の中でも三つの階層すべてを担当し、一対一の戦闘に特化している点で異彩を放つ。武器、神聖系魔法、吸血鬼の力を組み合わせ、十分な装備を持つ強敵一人に対しても大きな脅威となる。一方で、彼女を強くする血への渇望は、自制心を損なうこともある。華麗な宮廷風の姿と突発的な残虐さは矛盾する二つの人格ではなく、どちらもシャルティアそのものを表している。
性格と動機
シャルティアは高慢で芝居がかった振る舞いを好み、嗜虐性を隠さない。敵が恐れる様子を楽しみ、上品な言葉遣いをしているからといって情けをかける義務があるとは考えない。その自信は実際の戦闘能力に裏打ちされているが、戦いへの熱中は無謀さに転じることもある。特に「血の狂乱」が自制心を上回るときはそうだ。
アインズへの忠誠は強烈で、彼女の側からの恋愛感情も明白である。彼に認められようと努め、関心をめぐってアルベドと争い、アウラのからかいにはむきになる。部外者には傲慢で残酷な態度を取る一方、アインズの前では命令に従うことを切望し、彼にどう思われているかを痛いほど気にかける。
外見
シャルティアは小柄で幼く見え、肌は非常に白く、淡い色の長い髪と赤い瞳を持つ。特徴的な衣装は、濃い紫と赤を基調にフリルをふんだんに使ったボリュームのあるドレスと、大きな縞模様のリボンだ。凝ったゴシック調の装いは貴族の人形のように見せ、捕食者としての本性と鮮やかな対照をなす。
本格的な戦闘に臨むときは、フリルのドレスに代わって鎧をまとい、巨大な槍を振るうこともできる。戦いの外で見せる宮廷的な華やかさも、戦場での鎧姿と致命的な精密さも、同じシャルティアの姿である。
基本情報
- 種族
- 真祖の吸血鬼、アンデッド
- 役職
- ナザリック地下大墳墓の第1~第3階層の階層守護者
- 創造主
- アインズ・ウール・ゴウンのギルドメンバー、ペロロンチーノ
- 忠誠の対象
- ナザリックとアインズ・ウール・ゴウン
- 得意な戦闘
- 一対一の戦闘で非常に強い
- アニメ日本語版の声優
- 上坂すみれ
能力
吸血鬼の怪力と耐久力
アンデッドとしての性質と戦闘特化の構成により、近接戦闘で圧倒的な力と高い耐久力を発揮する。
制約: 十分に強力な攻撃や適切な対抗手段を受ければ、傷つき、倒される可能性はある。
スポイトランス
攻撃でダメージを与えると自身の体力を回復できる特殊な槍を使う。長期戦でも攻勢を保ちやすい。
制約: 回復するのは武器が実際にダメージを与えたときだけであり、外したり有効打にならなかったりすれば回復しない。
神聖系魔法と戦闘スキル
肉弾戦に魔法と専門的なスキルを組み合わせる構成で、単純な近接戦だけに頼らない選択肢を持つ。
制約: 魔法の使用には有限の魔力を消費し、戦闘スキルも条件や使用資源を無視して使えるわけではない。
吸血鬼にまつわる召喚
吸血鬼に関連する使い魔やほかのアンデッドを呼び出し、助力を得られる。
制約: 召喚された存在の戦闘力は、シャルティア本人に匹敵するものではない。
血の狂乱
戦闘中に血を浴びると、「血の狂乱」によって殺戮衝動が強まり、戦闘能力も増す。
制約: 激しくなるにつれて自制を失い、無差別に攻撃して命令を果たせなくなるおそれがある。
人間関係
アインズ・ウール・ゴウン
支配者であり主君。そして彼女が一方的な恋慕を寄せる相手
シャルティアはアインズに強い忠誠を誓い、愛情を公然と示す。ただし、彼女の感情を、相思相愛の恋愛関係が成立していることと混同してはならない。
ペロロンチーノ
創造主
ペロロンチーノはシャルティアをナザリックのNPCとして設計した。彼女は彼を至高の御方々の一人として敬っている。
アルベド
同僚の守護者であり恋のライバル
両者ともナザリックに仕えているが、アインズの関心をめぐって競い合う。対立は個人的なものであり、地下大墳墓への不忠を意味しない。
アウラ・ベラ・フィオーラ
同僚の階層守護者で、口論を繰り返す相手
シャルティアとアウラはしばしば辛辣な言葉を交わすが、どちらもナザリック側の一員である。
豆知識
シャルティアとアウラの創造主は姉弟である。ペロロンチーノと、その姉のぶくぶく茶釜がそれぞれを創造した。
二人の守護者の口論には背景がある。創造主同士がきょうだいであることが、彼女たちの掛け合いにも反映されている。
『オーバーロード』の刊行第3巻には、シャルティアに関連する副題「鮮血の戦乙女」が付いている。
この副題は、単に作中の場所や勢力を名指すのではなく、吸血鬼の守護者を中心とする初期の重要な対立を示している。
よくある質問
『オーバーロード』のシャルティア・ブラッドフォールンとは?
ペロロンチーノによって創造され、アインズ・ウール・ゴウンに忠誠を誓う、ナザリックの第1~第3階層を守る真祖の吸血鬼の階層守護者である。
シャルティアは最強の階層守護者なのか?
公式のキャラクター資料では、一対一の戦闘で最強の階層守護者とされる。これは特定の比較であり、無敵だとか、『オーバーロード』の全登場人物の中で最強だという意味ではない。
シャルティアを創造したのは誰?
アインズ・ウール・ゴウンのギルドメンバーだったペロロンチーノが、NPCとして創造した。
シャルティアはアインズを愛している?
はい。アインズへの強い恋心は彼女の人物像を形作る要素だが、相思相愛の関係を証明するものではない。
シャルティアの武器は?
代表的な武器はスポイトランス。相手にダメージを与えると自分の体力を回復できる槍である。
日本語版アニメのシャルティア役の声優は?
日本語版アニメでシャルティアを演じるのは上坂すみれ。
以下には物語の重大なネタバレが含まれます。
世界級アイテムによる事件
ナザリックの外で活動していたシャルティアは、ブレイン・アングラウスらの戦士と遭遇し、その後スレイン法国の漆黒聖典と衝突する。世界級アイテムによって精神を支配されてしまうが、ナザリックに敵対したように見えたのは、彼女がアインズを裏切ろうとしたからではない。外部勢力に守護者の一人を操られたナザリックは、自らの守り手がもたらす異例の危機に直面する。
鮮血の戦乙女との決闘
アインズはシャルティアに自ら立ち向かうことを選ぶ。身体能力、魔法、攻撃で自身の体力を回復できる槍、召喚された支援戦力を備える彼女は、とりわけ正面からの一騎打ちでは極めて手ごわい。アインズは事前の準備、資源の慎重な管理、強力な装備で対抗する。勝利の末にシャルティアは死亡する。見過ごせない脅威を収めるための、苦渋の解決だった。
その後、アインズはナザリックの資源を使ってシャルティアを復活させる。精神支配から解放された彼女には、決定的な対決の記憶がはっきりとは残っていない。自分の意志に反した行動だったにもかかわらず、主君と戦ったと知って深い恥辱を覚える。その屈辱は心に残り、より有能にアインズに仕えたいという思いを強める。
ドワーフ王国での再起の機会
その後アインズは失われたルーン技術を探すため、シャルティアとアウラをドワーフ王国へ連れていく。彼女をアウラの監督下に置き、命令をより慎重に遂行する機会を与える。シャルティアは侵入してきたクアゴアを捕らえ、彼らのはるかに大規模な軍勢との対決にも参加する。かつての失態を経て、信頼に足る存在だと示すための遠征でもあった。
ただし、この遠征は単なる力の誇示ではなく、大量殺戮でもあった。シャルティアとアウラはクアゴアにナザリックの最後通告を伝え、集結した勢力の大半を殺害することで条件を強制する。一方、指定された少数だけはナザリックの支配下で生き延びることを許された。シャルティアが命令に従い規律を身につけていくことは、その結末が慈悲深かったことを意味しない。
精神支配の黒幕
第16巻の終盤近く、アインズは捕らえたスレイン法国の戦闘員から情報を得て、シャルティアが世界級アイテムで操られた事件の責任が法国にあると確認する。激怒した彼は法国との戦争の準備を始める。これは彼女が以前受けた仕打ちの原因が後になって判明したということであり、シャルティア自身の物語の結末ではない。
既刊作品で最後に確認できる立場
刊行済みのライトノベル第16巻まで、シャルティアはナザリックの守護者であり続け、彼女個人の最終的な結末は描かれていない。スレイン法国との戦いが予告されても、それは決着済みの結果ではない。また、シャルティアの恒久的な死や恋愛関係の成就が確定したわけでもない。
物語の補足情報
アインズとの決闘で、シャルティアは所持していた蘇生アイテムを消費することで、彼の即死攻撃を生き延びた。
この防護手段を考慮しなければ、アインズは戦いを終わらせられなかった。単純な戦闘力の高さだけでは測れない手ごわさを示すアイテムだ。
決闘後のシャルティアの復活には、ナザリックの宝物庫からゲーム内通貨5億が使われた。
この金額は、常識を超えたナザリックの蘇生能力にも具体的な物質的コストがあることを示している。
ネタバレを含む質問
シャルティアは自らの意志でアインズを裏切ったのか?
いいえ。敵対行動は外部勢力が世界級アイテムで彼女を精神支配した結果であり、ナザリックを裏切ろうと自ら決断したわけではない。
シャルティアは『オーバーロード』で死ぬのか?
アインズとの対決で死亡するが、その後ナザリックの資源を使って復活させられる。この死が彼女の永続的な運命だと確定したわけではない。
シャルティアを精神支配したのは誰?
スレイン法国の漆黒聖典が関与していた。アインズがそのつながりを確実に知るのはずっと後で、刊行済み小説の第16巻の終盤である。
ドワーフ王国への任務で何が起きる?
アインズとアウラに同行し、クアゴアに対するナザリックの要求を実行させる。その結果、多数が命を落とし、生き残った者たちは服従することになる。
ライトノベルでシャルティアの物語は完結した?
いいえ。ここで参照する既刊第1~16巻では、シャルティアの最終的な結末は確定していない。未完の本筋の結末を勝手に作るべきではない。
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